教員の仕事のすべては生徒との人間関係である | t-labo(中学校教師の支援サイト)

教員の仕事のすべては生徒との人間関係である

公立の中学校教員の仕事を考えると、いろんなものがありますが、仕事の中心というか、そのすべては生徒との人間関係であると考えてもいいのではないかと思います

当たり前と言う人もいるし、極論すぎるという人もいるかもしれません

私にとっては生徒との人間関係がすべてである

という風に思っています
生徒との人間関係がうまく行けばすべてがうまくいくのです



教員の仕事の辛いところはどこかと考えると、やはり生徒との人間関係ではないでしょうか
学級経営がうまくいかない、授業がうまくいかない
これらが大きな悩みとなって、場合によっては、学校に行きたくないと朝、猛烈に思うようになります

この人間関係は、生徒同士の人間関係と、教員と生徒の人間関係という二つのパターンがありますね

生徒との関係が悪くなると、生徒が反発したり、挑発的な行動をしたりするなど、大きな支障が出てきます
これらのことを解消するためには、結局のところはあなた自身が生徒から受け入れられる必要があるわけです


生徒同士の人間関係に関しては、生徒指導や話をすることで解決をしていくわけですが、結局のところは、あなたがその生徒とどういう関係を築いているかになってくると思います
つまり、問題を起こした生徒が、あなたのことを尊敬しているか、軽蔑しているか、で生徒の反応は大きく変わりますよね
だから、生徒との人間関係が結局のところは生徒指導にも生かされている、響いているということになります




学校というところは、小さな場所に人間をぎゅうぎゅうに押し込んでいるがために、人間関係というのが大きな核となります
その人間関係をうまく作ることで、ほとんどの問題が解決するわけですね
それはどんなに生徒指導の勉強をして、小手先の技術を磨くのとは違います。


「あなたの存在」


が一番の問題なのです

学級経営がうまくいく、授業がうまくいく
もしもこんな毎日を手に入れられたとしたら、あなたのストレスは急激に減るでしょうし、教員の仕事が楽しくなるでしょう
そうなってくれば、どうしても避けては通れない残業というものに対しても、肯定的に取り組むことはできるでしょう


残業に対しても、生徒との関係が良好であれば、保護者に連絡を入れるなどのことも少なくなっていきます
生徒に関わる部分で余計な時間がかからなくなるわけで、結果的には残業が減っていくはずです

生徒との人間関係が良好になる、それができる力量があると言うことは、例えば部活動経営でも生かされるわけです
練習時間を短くしたり、土日のどちらかを休みにしても、生徒たちは尊敬するあなたの言葉ならば、きちんと受け止めてくれるし、肯定的に解釈してくれるようになります





また、生徒との関係が良好であれば、自然と保護者との関係も良好になります
そして、見逃せないのは、生徒があなたのことを尊敬していると言うのは、同僚の教員たちもそのことに気づくわけです
そうなると、同僚の教員たちもあなたに一目置くようになります

教員の世界というのは、生徒を黙らせてなんぼというものがあります
一人前の担任が尊敬される、大事にされる、一目置かれると言うのは、結局のところは生徒たちをきちんと管理できており、そのトラブルもあまり起こらず、きちんとを回収できるからです
生徒部分のことをきちんとできるようになると、誰もあなたに文句を言わなくなります

それどころか、あなたには発言権がついてくるようになり、あなたの意見を他の教員は聞いてくれるようになります

生徒との人間関係がうまくいくということは、自然と職員室の中での階級が上がるということで、校務分掌などの仕事に関しても、他の人の指示を得られたり、協力を得られたりしやすくなります
学級経営をきちんとやっているからこそ、他の教員はあなたに何の文句も言わなくなりますので、あなたがやりたいように仕事ができるようになります





生徒との人間関係がうまくいくことによって、教員のあらゆる仕事がうまく回るようになります
それとともに、ストレスも大きく減りますし、教員という仕事が楽しくなります

この根本を作っているのが生徒との人間関係であると考えているので、中学校教員の仕事のすべては生徒との人間関係であると考えているわけです


その人間関係をどうやって作って行くのかというのが、教員にとっての大きな仕事となるし、中心です
しかし、その作り方がわかっていない人が多く、変なことばかりやっているわけです

うまくいかない教員というのは、結局は人間関係がうまくいかないのです
生徒に嫌われるようなことを平気でしてしまうから、学級経営も授業もうまくいかなくなります

うまくいかない教員が目指していくのが、これまたおかしな方向になっています
生徒から反発を受けるからそのことに恨みを持つんですよね
恨みを晴らすように、生徒のことを黙らすような、体罰的な、コントロール的な指導をスキルだけを追い求めるようになっていきます

さらに、ゆがんだ人間関係の考え方をしているので、生徒との人間関係はどんどん悪化していって、対立的な人間関係を築いていってしまいます
そこにさらに強硬な生徒指導を持ち込んで行きますので、どんどんどんどん悪化していきます



うまくいかない教員は、人間関係というのを基本に置いていないからだと思うんですね
仕事の中心に何が置いてあるかというと、そういう人たちは「自分」がおいてあると思います

うまくいかない教員の一部は、問題行動を起こす問題生徒のように、その中心が欲求不満になっています
自分の欲求不満を解消するために仕事をするようになるわけです
(問題生徒たちは自分の欲求不満を解消するために、学級で暴れるわけです)


この辺はいつも書いているような話なので省略します

という感じで、教員としての仕事の中心をどこに定めていくのかということを考えてみてはどうでしょうか?
私は人間関係においています