問題生徒は問題を起こしたいわけではない。このことを理解していますか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

問題生徒は問題を起こしたいわけではない。このことを理解していますか?

あなたも含めてみんなが大嫌いな問題生徒
なぜ彼らは問題を起こしたがるのか・・・。
別に彼らは問題が起こしたいわけではないんですよね

ある意味では、結果的に問題が起きているということも多々あります



最近書いていることと重複してしまいますが、問題生徒も人間であり、欲求を持っています
その欲求が満たされない時には、自分で行動して獲得しないといけません
行動を起こした結果が、教員が「それは問題だ!」として迫害するわけです

だから、問題生徒が問題を起こしたがっているように思えるかもしれませんが、実際のところは違うと思います
今までいろんな生徒を見てきましたが、「問題を起こすのが目的、大好き」という生徒には出会ったことはありません
彼らは「ある目的で行動している」だけであって、その結果が「たまたま問題になる」わけです

何も考えずに廊下で全力でボールを投げたら、たまたま誰かに当たったようなものかもしれません
教員からすると、「絶対に当たるでしょ」と思うわけです


マズローの記事が先にアップされていると思いますが、マズローの欲求5段解説を考えるとわかりやすいですね
問題生徒の多くは、「集団に属したい」「みんなから認められたい」という欲求が満たされていないと思います
ここを主軸に考えると、いろんな問題が違った角度で、そして理解できるようになるはずです




教員として考えるべきことは何かというと、

問題生徒の満たされない思い(欲求不満)

問題生徒が問題を起こす

という流れになっているということです


問題生徒の満たされない思い(欲求不満)

教員が「集団に属したい」「みんなから認められたい」と理解

教員が問題生徒の欲求を満たすような働きかけ、環境・システムづくり

問題生徒が問題ではない行動を取る


という流れにするといいわけですね。



うまくいかない教員がやっていることは何かというと、

問題生徒の満たされない思い(欲求不満)

問題生徒が問題を起こす

教員が生徒を全く理解しようとしない管理的指導

問題生徒がますます欲求不満を抱える & 教員に恨みを溜める

問題生徒が問題を起こす(より過激な可能性)

です
生徒自身に「変われ」と要求をするわけです
でも、、、そんな一言で変われたら、問題生徒はここまでこじらせていないわけですよね




だから、教員が問題を起こす前に環境を変えるなどのことをしないといけないのです
生徒が欲しがっている欲求に対して、どういう風に対処するのかが、教員の腕の見せ所であり、マズローの考え方を使うとわかりやすいと思いませんか?
もちろん、「集団に属したい」「みんなから認められたい」は仮説ではありますが、一定の仮説がないと具体的な行動もできないので、まずはここを解消するためにどうしたらいいかを考えてみてください