周囲の教員が脅す教育を推奨してきます。どう考えますか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

周囲の教員が脅す教育を推奨してきます。どう考えますか?

みなさん、こんにちは。

今回は、

人間関係を大切にした指導。とても大切だと私も思い、実践しています。
ただ、ときには先輩教員が「まさかこんな生徒がいるとは、と驚くような生徒はたくさんいる。自分が生徒のときの感覚ではいけない」「優しい指導で効果がないのなら、厳しい指導も必要だ。生徒ありきの仕事なんだから、自分がされたら嫌とかいって指導を躊躇してはいけない。そもそも君とは違う感覚を持った子らなんだから」とか言って暴力的な指導を強いてきます。

生徒の胸ぐらをつかんで、生徒の机の上にドンっと足をのせ、「なめんなよ」。
またあるときは教卓を強く蹴飛ばし…。
確かに自分とは随分違う感覚を持った生徒にでも、調教に近い指導はさすがにおかしいと私は思います。

そうではない方法で結果がうまくだせていない自分にも問題があるのは確かではありますが…。
勤務校が荒れた学校であるという事情はあり、またその先生はかなりの自信家&教えたがりというのはありますが、このような主張に対してtetra先生はどうお考えでしょうか?


ということです。



この質問も何度も何度もいただいているような気がします
過去に答えた以上のことは出ないのですが。
違う風な回答がほしいのでしょうか???

では、厳しいことを言わせてもらうと、

>そうではない方法で結果がうまくだせていない自分にも問題があるのは確か

ということで、何が問題かはきちんと把握できているようですね。
しかしながら、そのあとの

>が…。

は余計です




この「が」の存在で、あなたは自分は悪くないと言いたいのだと思いますし、周囲の教員のやり方を全力で否定したいのだと思います
もっと言うなら、一応「自分が悪い」的なことを書いておけば、相手は何も説教しないだろうと考えているのだと思います

つまり、これは

「わかりました」詐欺

ですね。
周囲から責められて「わかりました」と返事をして、何しない、スルーで終わり、という詐欺です。
わかったと言えば、周囲がそれ以上に突っ込めないことを利用しているわけです。
今回のことに関しても、

「自分が問題があるのは確か」といかにも自分に責任があるように書いていますが、

そのあとで否定の

「が・・」

が出るわけで、ここで「わかりました」詐欺が成立です。
私が不機嫌で言葉尻を捕えていちゃもんをつけているように感じるかもしれませんが、

こうした部分に教員の本音が出る

のも経験則です。




あなたは自分が悪いとは思っていないでしょうし、それを認めたくないでしょう。
認めると周囲がやっている「体罰指導」に負けたことになるし、自分が無能であると認めないことになると思っているからです

まずはプライドを制御しないといけないのではないかと思いますよ。

どんなに正論を叩こうが、他人を批判しようが「あなたのやり方は通用していない」
これをまずは受け止めましょうよ。
「あなたのやり方が通じない」のと、「体罰指導のやり方が気に入らない」のは別問題でしょう?

あなたの問題点はここにあります。

そして、あなたがどんなに正論を唱えようとも結果を出しておらず、他の教員が結果を出しているのも事実。
そうであるなら、あなたはろくな仕事をしていない、言い換えるなら「きれいごと言って、実際には何もやっていないのと同じであり、校内体制の中で足を引っ張っている」ということ。

これがあなたの置かれている現実・周囲の評価でしょう




あなたはどうしますか?


ですよ。
役に立っていない、足を引っ張っている、周囲の話も聞こうとしない。


それでどうするの?


真剣に考えるしかありません。

ところで、

>人間関係を大切にした指導。とても大切だと私も思い、実践しています。

とあるわけですが、一体何をしていますか?
授業中に私語をやめないとか、授業の妨害をする生徒に対して何をしていますか?
人間関係を大切にした指導とはそもそも一体何をすることでしょうか?




私語のせいで授業を受けたい生徒が被害を受けていることを理解していますか?
人間関係を大切にするというのは、生徒のことを大切にするわけで、それは、加害者の問題生徒だけではなくて、被害者となる「授業を受けたい生徒」を大切にするということです。
被害者となる生徒を大事にするから、「私語は絶対に許せない!」となるわけですよ

あなたは生徒を大切にするといっていますが、被害者生徒のことは本当に大切にしていますか?


そうした生徒を大事にしているなら、問題生徒が私語をするとか、授業妨害をするといったことと、しっかりと戦っているはず
つまり、成果が出ているはず、、、なのに出せていないということは、
「人間関係を大切にする」ことを履き違えているのでしょう

結果として、問題生徒のご機嫌取りをしているだけではないでしょうか
あなたにとって、人間関係を大切にするとはなんですか?
被害者生徒のことを考えて「人間関係を大切にする」と言っていますか?

この部分でしょう。



「人間関係を大切にする」という言葉は響きが良くて、正論に使うのは簡単ですが、実際に大切するのは本当に大変なのです
あなた自身そういう状況に陥っているのではないでしょうか。

以前、同僚教員に「あの人のやり方は違う!」と完全否定して、「生徒の心を育てるためには、◯◯しないといけない」と言っている教員がいました
生活ノートには熱心に返信をして、掲示物を丁寧に作り、毎日のように学級通信を出して、放課後には教室の掃除をされていました。
が、学級も授業も崩壊していました。

どうしてかというと、

生徒が私語をしていても注意をしないんですよ
嫌がらせをしても「それはだめ」とはいうものの、生徒には響いてもないし、行為をやめない
だから、どんどん悪化していきました

周囲は当然のことと思っていましたが、本人は常に正論を説いて、周囲の教員のやり方を非難していました
私はあなたに同じようなにおいを感じます




ちなみに、あなたの「人間関係を大切にする指導」とはなんですか?
生徒とどんなやりとりをしていて、「学校が荒れているから」として言い訳を言っていますが、指導の結果としてどうなっているのでしょうか?
こういう具体的なことを書かないのは、結局は「あなたの都合のいいことしか書かない」ためか、「全体や周囲のことが見えていない」ためです

あなた自身、うまくいかないと理解していますが、そのうまくいかない現象をかかないと意味はありませんよ
あなたがしたいことは、ただ単に「周囲の批判をしたい」、つまり、「俺は悪くない」と自己正当化がしたいだけです
うまくいかないというのは、「人間関係を大切にしたいから」という正論を唱えたいだけで、肝心なあなたの覚悟が足りないから、いい加減な指導をしているからです

その結果として、不幸な生徒を置き去りにしているから、周囲の教員が口を出すのです。
「俺は人間関係を大切にしている」と言ったとしても、学級が崩壊してはだめでしょう。

ということで、あなたに行って欲しいことは、

・あなたがうまくいかない指導をしていることを認めること
・他人の批判をやめること
・人間関係を大切にする、というなら被害者に目を向けること

このことをまずはしないとどうにもならないでしょう
周囲のことについてどう思いますか、と言われても、まずはあなたのスタンスの問題です
あなたが指導から逃げているから、周囲の教員が口を出してくるのだと理解してください

周囲の教員よりも、あなたの抱えている問題のほうが大きいです

最後に。

私からここまでめちゃくちゃに書かれたら、あなたは怒っているでしょうけども、だから、今後質問をすることはないと思いますが、もしも、それでも何かのアドバイスをもらいたいというときには、「あなたの都合のいい真実」ではなくて、「生徒との具体的なやり取り」「何がうまくいかないのか」をきちんと書いてください
問題の本質はここにありますから。

次回 → 続・周囲の教員が脅す教育を推奨してきます。どう考えますか?