うまくいくようになりたいのに、成長できない本当の理由 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

うまくいくようになりたいのに、成長できない本当の理由

うまくいかない教員生活を、うまくいくようにしたい
そうやって考えている人はたくさんいると思います

「それなのに成長できない」

と悩んでいる人もいるかもしれません

「人にアドバイスも求めているんです」

とさらに言うかもしれません
どうしてでしょうか?



例えば、生徒との関係がうまくいかないとします

A「生徒との関係がうまくいかないんですよね。困っているんです」

『だったら、生徒の話を聞いてみたらいいんじゃない?』

A「いやいや、そんなのやっていますから。」

『その中でも、気になる生徒を放課後に話を聞いてみるとか』

A「いやいや、それも問題ないです。私はむしろ、学級で好かれているんですよ。この前にこんなことがあって、生徒から案外好かれているんですよ」

『ところで、何か困っているの?』

A「だから、生徒との関係がうまくいかないんですよね。困っているんです」

という形になります。
あなたならAさんに何をアドバイスしますか?




不毛ですよね。どうして不毛なのかと言えば、

「解決したい問題がないから」

です
Aさんは「生徒との人間関係」に困った、困ったといいますが、周囲がアドバイスして出てくるのは、

「自分ができている」という自慢ばかり

周囲も困りますよね。
『お前は何に困っているんだ?』って。

私はここにいろんな心理があると考えます

1.自分で困ったということで、うまくいかない現実があっても周囲からダメ出しをされないようにする
2.問題を相手に具体的に渡さないことで、自分が何もしなくていいようにする
3.困ったと言うことで、かまってもらいたがっている、ほめてもらいたがっている(だから、できている自慢をする)
4.困ったと言うと周囲が話を聞いてくれるから、不満を言う口実にしている


という感じです




つまり、困ったと言うのは「問題解決」ではなくて、「その人の自己満足のため」なのです
「困った詐欺」です。
こういう人の話を聞くほど、不毛で時間の無駄なことがありません

思い返してみると、うまくいかない教員からされる相談というのは、案外、この手のパターンは多かったような気がします
私からするとやることはシンプルなのに、「いやいや、それではない」と否定されるわけで、さっぱりと意味がわかりませんでしたね


うまくいかないからこそ、本人が弱っているからこそ、愚痴や不満を聞いて欲しいというサインなのかもしれません
でも、、、教員というのは、何かを変えないとうまくいくようにはなりませんからね
ここが話し手と聞き手の考え方の相違になり、解決されない理由なんですね




つまり、

困ったと相談しながら、本当は自分のことを持ち上げてほしいだけなんです
でも、、、、困ったことに本人は「うまくいかないから相談したい」と思いこんでいることです・・・。
だから、成長できないのです


あなたがもしも、成長したいと考えるならば、「何を解決したいか」を明確にするべきです
この方向性がないとあなたはどこにも進めないのですから
(むしろ、うまくいかない教員ほど、どこにも進みたくないものですからね)


それと、「困った詐欺」をする教員の中には、実は「現状が把握できていない」ケースもあって、困った状態なのに、「何が原因か」がわかっていないという人もいます
こういう人は根本的な学力不足が要因ですから、要勉強って感じになります