荒れている学校でなんとかここまできましたが、来年の転勤が恐怖です。あの時の生徒はどうしたらよかったですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

荒れている学校でなんとかここまできましたが、来年の転勤が恐怖です。あの時の生徒はどうしたらよかったですか?

みなさん、こんにちは。

今回は、

記事「どうやったら人は変われるのだろうか?」について感想と質問です。
現在、初任校に6年目の者です。確かに、まわりの意見に対して「それ違うし」と思うことは多くなり、愚痴ってしまうことも多くなりました。

私は新採1年目、まわりの先生方からいろいろアドバイスをいただいてその通り実践しても、結果が伴わず困惑したのを思い出しました。
新採1年目から崩壊学年という恐ろしい状況で、生徒のことを怒ってばかりいた先輩教員に「どれだけ悪いことをした生徒にでも言い分はある。それを聞かずに頭ごなしで叱ってはいけない」と言われたことがあります。

しかし、悪いことを悪いとわかっていてもやると決め込んでやっている生徒が多く、例えば授業中に急に立ち歩こうとした生徒に「どうしたの?」と聞くようにしたら「別に」と言って猛ダッシュで廊下に飛び出したことがありました。
「別にって言われても、用がないなら廊下に来る必要ないよね。お腹が痛いとか、仕方ないなっていう理由なら言ってくれたらいいよって言うんだから、ちゃんと声かけてよ」と言ったら適当に「はぁい」と返事を返してきました。

次の授業時にも同じことを始めたので「この前も同じことで注意したよな」と言ったら「はっ、いちいちうっせぇーんじゃ。いちいちなんで教師にやることとか言わないかんのや。だったらなんや。今から私は右足上げます。次は左足上げますとか言うんか。アホちゃうか」と暴れ出し、私がきつく叱ったら生徒がヒートアップ。
収拾がつかなくて、よく学年主任の先生につきそっていただいて呼び出し指導をしたのを覚えています。
似たような案件が次々起こりますが、意図的な犯行が横行しており、指導がまったく入りません。

生徒からしたら私は学年主任(生徒から恐れられている先生〕がいないとなんともできない上、嫌なことを言ってくるウザい教師であり、嫌い。生徒と私の間に大きな心の溝ができました。
学年団は荒れに荒れた状況で、自分で対応できるレベルの生徒でいろいろ対応法について研究し、他校の先生に教えを乞うなどしてきました。
そんなこんなで初任1~3年目は苦しくて努力も重ねてきたのにうまくいかないは不名誉なレッテルを貼られた期間でした。

4年目は新たな学年団になり、生徒との人間関係構築に失敗の連続だった私は大きく方針転換しました。
うまくいく自信はさっぱりなくて、不安を抱えながらでしたが、まわりの先生から「生徒との関わり方がうまくなったね」と言っていただきました。
5年目、このブログを知り、たくさん勉強させていただきました。これまでつまづいていたポイントがわかりましたし、やらなきゃいけないことの範囲もだいぶわかるようになりました。

そして今年、6年目。
初任校から転勤したら、1人でより指導できるようになっていないといけないので、恐怖を感じています。
また初任1~3年目みたいな散々な学年だったらやっていける気がしないと。

スキル的にはだいぶいろいろなことができるようになったので、自信をつけ、後輩教員からも頼りにされるようになりました。
それでもまだできないこともたくさんあるので、他校の先生に教えていただいたり、本を読んで勉強したりということは続けていますが、我が強くなった分、周りからのアドバイスを「それ、勝手なこと言ってるよな」とか思うようになりました。

初任1~3年のときほど荒れた状況を経験していないので、似たような状況になったら対応できるか心配です。
もし上記のような生徒が悪いとわかっていても悪事を働こうとする悪質である場合は、どう対応すると良いでしょうか?


ということです。



転勤というのは怖いものですね
どういう運命が待っているかは全くの未知数ですから

上記の例を元に考えてみると、「生徒が授業中に隣のクラスにちょっかいをかけにいくこと」について、あなたが5年間の経験でどういう風に解釈できるか、そこにかかっているでしょう
どうして生徒はそんなことをしたのか、何を考えているのか、どういう声かけがほしいのか、といったことを経験から考えてみましょう

そもそも、例に挙げた生徒の行動はそれほどまでに「悪質」でしょうか?
もちろんのこと、例以外のいろんなことが起きているのでしょうが、例はその一端であり、あなたが考える悪質とは本当に「悪質」なのか。

1~3年目は周囲から言われるようにやってみたが、うまくいかない日々だったと思います
そして学年主任にフォローされてなんとかなった期間。
この期間はまさしく経験を積む期間であったと思いますし、やはり教員の駆け出し段階においてはこんなものです

貴重な経験ができたと考えるべきです
この経験を元に、その頃の生徒のことを考えると、どういう風に解釈できるかが一番でしょうね
そもそもどうして自分の注意が聞かなかったのか、今なら何が違うのか、こうしたことを真剣に考えてみてください




例に挙げている生徒に関しては、先程述べたように、学年崩壊の一端であるわけで、ここで私の考えを書いても結局のところは、「ただの一端への対処」にしかならないでしょう
それに、その生徒のことや学級環境などもよくわかりませんし、学年主任がどうやって生徒指導をして、何がまずかったのか、といったものがないので、通り一遍の答えになると思います

質問者さんの不安はわかりますが、「今の成長した自分」なら「過去のあの生徒や問題行動」をどうやったら対処できるかについては書かれていません
4・5年目はいろんなことがわかったようですから、今の自分からするとどう対応すると良いでしょうか? と考えてみてください
自分で考えること、原因を分析すること、具体的な行動に移すことが2校目ではどうしても必要です

ということで、質問者さんに逆質問です。どう対応すると良いでしょうか?
返信は義務ではありませんので、なくて構いません
2校目で通じるかどうかは、自分でいろんなことができること、自立を基本として、そこから周囲の協力を得て、和を持って働けるかです

答えになっていないかもしれませんが、あなたに必要なことは「あの時の生徒への対処」ではないでしょう
「今のあなたに何が足りていないか」ということだと思いますよ
人間関係力、生徒指導力、学級経営力、授業力のどういう部分が不足しているのか、何がつまずきポイントなのか、根本的な考え方は大丈夫なのか、人間として魅力的なのかを分析することではないでしょうか?

次回 → 続・荒れている学校でなんとかここまで~~