夏休みに授業をすることで、教員の残業は明らかに減る! | t-labo(中学校教師の支援サイト)

夏休みに授業をすることで、教員の残業は明らかに減る!

どうやったら中学校教員の残業がなくなるか、ブラックな勤務実態から脱却できるかを考えてみると、夏休みを短縮するというのが一つのアイディアとなると思います

今回は夏休みを二週間短縮したらどういうことが起こるかということを考えてみたいと思います



教員の残業というのは、一番の問題点はどれだけただ働きさせても、教育委員会や校長は何も痛くないということ
だから、サービス残業をなくさないのです
こんなにいい制度なんてないでしょう

どうして残業が増えていくかというと、中学生は未熟であるがゆえに生活上のトラブルを多く起こすからです
授業だけで完結すればいいものの、未熟であるがゆえに問題を起こし、授業後の放課後にそのしわ寄せがやってきます
普段の授業だけでも拘束時間は異常に長く、16時に帰りのSHRが終わるとすると、残った勤務時間を50分程度です

この時間で、授業準備や校務分掌、会議などをこなすのは不可能です
仕事の前提が、残業することになっているのです
さらに、生徒が学校で起こした問題を解決するなんて不可能になります

残業が少ない学校というのは、地域が落ち着いている(所得が高い)場合でしょう
生活上のトラブルが少なくなるので、生徒指導の回数が減るからです
そんなことは現実的ではないので、夏休みを短縮するという方向で考えてみたいと思います




2週間、つまり10日間5時間授業を行ったとします
こうやって授業をすることに何の意味があるかというと、中学校は年間の授業時間が1,015時間と決められています(たしか)
これが最低限のノルマになりまして、ここを超えればOKということです

馬鹿な管理職でなければの話ですが
馬鹿な管理職は、この授業時数をもっと余計にやって自慢するのが趣味だそうです
これこそ教員を残業に追いやる元凶です

さて、夏休みに授業を行うと50時間稼ぐことができます
例えば、一週間に29時間授業を行っているとすると、1日は5時間、後の4日間は6時間授業というふうになります

50時間を割り当てると、12週間、つまり3か月ほど毎日5時間授業で済むわけです
5時間授業であれば3時に帰りのSHRを終えることができて、単純に各教員の空き時間が1時間増えます
こうやると生徒に拘束されない時間ができるので、残業は減っていくでしょう




もしくは、この50時間を定期テストの最終日に当ててみましょう
最近の風潮では、定期テストの最終日は午後も授業を入れています
定期テストが年間5回あれば、最終日の授業数は10時間となります

もしも、定期テストの最終日に「クラブなし、午後の授業なし」を導入すると、全教員がその午後に採点の時間を設けることができるわけです
これも大きな残業を減らす取り組みになりますね
今の定期テストの採点は、残業が基本となっていますから、こういったことは必要ですよね


なぜ夏休みを二週間短縮するのかという話ですが、結局のところ、多くの教員が夏休みを無駄に過ごしているからです
授業がある日々はめちゃくちゃ忙しくて、夏休みはボケるほど暇
この極端なギャップをなくすための取り組みが、夏休みの短縮になります

勤務を平均化していくということです



ただいくつかの問題点も抱えています
その一つが、夏休みに部活動の県大会や全国大会が行われて、そこに出場する生徒や顧問に対してはどうするか

そして、これは運になるかもしれませんが


馬鹿な管理職の問題


です

教員の残業を減らすために1番必要なのは授業時数をきちんと調整することなのです
年間1,015時間すればいいので、それを守りさえすればいいのです
それなのに、馬鹿な管理職がいると年間1,060時間などひたすらに授業をさせられています
5時間の余裕を持ったとして、もしも40時間も空きを作ることができれば、5時間授業の日が40日も増えるのです

実はこの取り組みは夏休みを短縮しなくてもできるのです
馬鹿な管理職がいる学校はこのように余分に授業ばかりさせられており、それを削減するだけで可能なのです




夏休みを短縮した時に大事なのは、結局のところ、夏休みで授業をした分だけきちんと平時の授業を減らすということです
馬鹿な管理職がいると、夏休みの授業をしただけ損になっていきます
ここは本当に運というか、馬鹿な管理職がいないことを祈るだけです


最初に書いたように、教育委員会や管理職からすると、教員のサービス残業ほど美味しいものはないのです
ただなんですから
使い倒してしまえばいいのです

だから、教育委員会や管理職は本気で残業を減らす気はありません
どうでもいい問題なのです



教員の残業を減らすアイディアは山ほどあるし、それをただ単に実行すればもっと楽になるのですが、そうやって負担を減らそうとするトップがいないのが現状です
夏休みの授業によって教員の負担はもっともっと減ると思いますが、その決断ができる管理職や教育委員会がいないというのが、実は現状の一番の問題点なのです


あと、問題にするとすると、教室にエアコンが導入されてあるかどうかが大きなわかれ目となります
どれだけ授業するとしても、夏休みはエアコンがないとほとんどの地域では厳しいと思います

こうした部分を本気で考えることによって、教員の残業は減っていきます
そういう世の中になってくれるといいのですが