教育委員会というのは、ただの行政機関であり、管理機関でしかない。現場のことは何も考えていない | t-labo(中学校教師の支援サイト)

教育委員会というのは、ただの行政機関であり、管理機関でしかない。現場のことは何も考えていない

今まで数年間ブログをやっていますが、教育委員会について触れたことはほとんどないと思います
教員からすると、教育委員会のことなど書いても何のいいことなんてないからです
いいことというと、変な意味合いなるかもしれませんが、教育委員会のことを触れたとしても、一教員からすると何も変える権限もないし、文句を言っても仕方ないも現実は変わらないということです

ただ、部活動のことで、ブラックな実態や仕事上の位置付けではないといったような形で、声を上げ始めており、それは少しずつ社会を動かしていると感じていて、私は影響力が全くないブログをやっていますが、それでも記事にすることで、ほんの少しでも、教員の待遇改善になるのかもしれないなと思い始めています

ということなので、教員の力量向上をメインに起きつつも、教員の待遇改善のための記事を書いていくことも今後やって行こうかなと思っています



教員の待遇が改善しない一番の理由は、トップが何もしないからです
そのトップというのは、校長ではなくてやはり教育委員会になりますね
出勤と退勤の時間を記録するようにほとんどの学校でなっていると思いますが、それはすべて教育委員会に報告が上がっているはずで、勤務実態は教育委員会が把握しているのです


ブラックな実態があるにもかかわらず、結局のところは教育委員会は何もしてくれません
個人の努力で何とかしなさいと考えているにしか思えないですね

どうして放置されているのかといえば、おそらく教育委員会というのはただの行政機関なんですよね
教員は学校という閉鎖された環境の中で働き、その給料は社会から支払われています
教育委員会はその社会との接点や調整役をになっているような機関であるように思います

つまり、学校教育の充実と言うよりも、社会から批判されないようにするのが教育委員会の仕事である


と私は考えます




教育委員会の目はどこに向いているかといえば、社会なんです
教員ではないんです

社会にどれだけ批判されないかが大事で、そのために保守的になっています
そもそも、自分とは関係ない教員がどれだけ苦労しても痛くも痒くもないんですよね
教育委員会の人間が、各学校担当して、その学校の最後の1人が帰るまで自分も帰れませんとなれば、本気で改革をやるでしょう

でもね、教育委員会の人間からしたら、どうでもいいわけですよ
実際にその人間が困っている姿を間近で見るわけではないし、自分には自分の生活があるからです
むしろ、教員が不祥事を起こせばいら立つだけです

こんな関係性なんですよね
社会への言い訳をするのが仕事であるがゆえに、教員が問題を起こさなければそれでいい、という位置付けでしょう


と批判的に考えてしまうのは、私は教育委員会に助けられたという思いが1回もないからです
私は駆け出しの頃に月の労働時間が100時間を超えて、それが半年続いたぐらいで教育委員会から管理職に問い合わせがあったようです
でも、現状は何も変わりませんでした

学校に悪質なクレーマーがいた時もありますし、極端な問題生徒がいる時もありましたし、指導力不足教員もいましたし、そうした時に教育委員会は何もしてくれませんでした
当然のように、管理職からは教育委員会に話は通してあったのです




教育委員会が学校にやってくる時には、たいていは研修会の機会ですよね
その時に何を言うかといえば、基本的には授業者を褒めて、課題を言うだけです
たったそれだけなんですよね


何といいますか、たった1時間の授業を見て何がわかるのか、なんでそんなに偉そうに話すんだとか、今話さないようにどれだけの価値があるのか、など、正直なところを教育委員会の人の話には価値がないです
どうして価値がないかというと、その1時間の講評をしても価値なんて見出せないんですね

いい授業がどういうものか、いい指導案がどういうものか、いい単元計画がどういうものか、という具体的な提案や事例が全くないんですよ
その1時間だけの感想を述べて何が教員力の向上だってことですよ
教員力の向上というのであれば、より良い授業を教育委員会の人間がきちんと集めて、それを各学校に配布するとか、研修会の機会にどういうふうな計画を立てていけばいいか、ワークシートや板書計画はこうやったらいいと具体的なものをどんどん提供する必要があるでしょう


どうしてそんなことをしないかといえば、教育委員会の人の労力がかかるからです
つまり、彼らが考えていることは、そうやって定期的に授業研に呼ばれるのが仕事であるというノルマ意識だけです

上に立つ人間がその程度のことしか考えていないんです
教育委員会は、外部との接点だとしか考えてないのかもしれません
そんな人間がトップにいる限り学校現場が変わるわけはありません




こうやって教育委員会の実態を知らない人間が偉そうに書いているなと感じる人はいるかもしれませんが、普通に考えて欲しいのは、我々の勤務実態を詳細に把握していながら、何の手だてもしないのがトップであっていいのですか?
部活動のブラックな実態が報告されて、今は新聞などの話題になっているのに、何の対策も見解も述べないのが、トップのやることですか?


これが教育委員会の実態ですよ

どんだけ学校現場に来て偉そうなことを言ったとしても、教員の待遇に関して何もケアをしないことこそ、説得力ないことはないと思うんですね
授業力の向上という前に、教員を人として扱ってきちんとした生活を送らせるということが大事でしょうよ
これが現場意識というものじゃないでしょうかね


という感じで、教育委員会のことを触れると結局は文句になるというかは、その無能ぶりや方向性の勘違いに、全く無意味な記事になってしまうんですよね