コメントをいただきました。学生さんから見るブログと現場の違いとは | t-labo(中学校教師の支援サイト)

コメントをいただきました。学生さんから見るブログと現場の違いとは

みなさん、こんにちは。

今回は、コメントをいただいので紹介します

教員志望の大学院生です。来年度から教育現場に出る予定です。

自分が悪いときは生徒にきちんと謝罪する、ごく当たり前のことだと思います。
むしろ、こういうことをtetraさんがわざわざ記事にするほど教員というのは謝れない人が多いのかなと思ってしまいました。
そもそも謝るということができない人たちが教員になるのか、現場にずっといると「謝る」というごく当たり前のことが次第にできなくなる人が増えていくのか、どちらが真実なのかは分かりませんが…。

また、自分が悪いときに謝罪するという姿勢(もちろんこれは形だけでなく、心から謝るという意味)は、生徒指導のときにも後々効いてくるのかなと思いました。
例えば、「先生だって間違ったことをしたときはいつもきちんと謝っているでしょ。
今回の○○のことは君が悪いんだから、謝らないといけないんじゃないかな?」というようなことを言うときにも説得力が出ると思います。

謝罪に限らず、学校現場というのは人(生徒、教員、保護者など)に対して「気遣い」ができることが重要なのではないかと常々思っています。
そもそも学校というのはストレスの溜まりやすい、いじめなどの人間関係のトラブルが起こりやすい構造をしているように思います。
狭い教室に40人もの子どもを詰め込んで、時間や規則に縛られた集団生活を週に5日、朝から夕方までやっていれば、そりゃストレスも溜まるし人間関係のトラブルも起こるだろう、と。(例えば1クラスを10人程度にして、教室の机も離して一人あたりのスペースを広々と取るだけでもいじめは激減するような気がしています。)

でも教員には教育制度を変える力はないのでそんなことを嘆いても仕方ないわけで、現状でなるべくストレスの少ない・人間関係のトラブルの少ない環境を作ってあげることがきっと大切なのでしょう。
そのときに「気遣い」というのはひとつポイントになるような気がしますし、こうした環境作りができることが教員の力量なのかなと思います。

以上、現場をまだ知らない者が思ったことです。


ということです。



感想をいただきありがとうございます
来年からいよいよ教員デビューですか、楽しみですね

うまくいく教員がいる一方で、うまくいかない教員がいるのが教育現場の現状です
うまくいかない教員がなぜうまくいかないのかを考えた時には、やはり、もともと謝れない人間である、というのはあります
そういう人間でも採用試験を通るので、すごく不思議というか、採用試験がいい加減なものであるという証拠でもありますし、人材がいないということです

それと現場に入った後に横柄になる人もいますし、経験を積んでも伸びなくて通用しない人もいます
プロ野球選手で活躍できない人のようなものでしょうか
教員はたくさんいるので、本当にいろいろです




学生さんからすると、ここで書いている記事の多くの部分は「そんなこともできないの?」って思うかもしれませんが、現場にはいってみれば景色は変わると思います
大学の先輩で同じときに試験を受けましたが、「よくもそんなきれいごと言えるなあ。臨採やってみろよ、まっすぐなことなんて言えなくなるから。現場には希望なんてない、理想なんてない」と言われたのを覚えています

どの学校で勤めるかが運命の分かれ目になりますが、中学校というのは、だいたいにして、「常識の通用しない世界」ですから
学生時代は「学生の世界」から「学校の世界」を見るから、気軽に理想論を言えます(そういう自分もそうでした)

でも、現実の「学校の世界」は全く違って、金髪の生徒が歩いていたとして、一体何ができるでしょうか。
校則違反はだめだよ!といって当然通じる相手ではありません
無関係な第3者が見れば、「学校の教員は校則を守らずに金髪にしている生徒を放置している。なんていい加減な奴らだ。俺らの税金で生きているくせに」と言われます

授業中にしゃべってはいけないのに多くの生徒が喋る
嫌がらせをしてはいけないのに、嫌がらせが横行する
本当に非常識な世界です




さらには、まともな話をしようとすると、生徒には相手にされず、話が通用しませんから、笑うしかありません
そんな中でやっていくときに、反応は人それぞれです
「弱みを見せてはいけない」と必要以上に自分を大きく見せようとする人もいるし、「教員が偉いんだ!」と強く信じ込んで下僕のように生徒を扱う人もいる、「自分は悪くない」と謝らずに生徒を責める人もいる

非常識な世界であるがゆえに、その中での生存競争は大変なものがあります
そうした中でどういう風に力をつけていくかですね

このブログでは、正統派の力をつけていこうとして提案をしているわけで、学生さんから見たら「そんなこともできないの?」って思うかもしれませんが、それ以前に「常識のない生徒をどうにかしないといけない」という非常な現実が待っているので、なかなかです
それとこのブログで書いていることは、予想以上に実現困難と思います
相当な実力がないと実際にはできないです

それは教育実習のように、保護者がついて楽しい2,3週間ではないですから
本当に地獄なのは、1年間ずっとやっていくことです
教育実習のときの生徒なんて、実際の生徒と大きく乖離したいい子たちですよ




という感じでして、教員になると一気に見え方が変わると思います
ブログで読みながら感じることを、今度は現場で実践となると、、、。
それはそれで楽しみにしてください

このブログだけではなくて、現場に入る前から、ある程度のことを学んでおくと本当にいいと思いますので、あと半年間はしっかりと知識をつけてくださいね
応援しています!