生徒のせいでなくて、教員のせいが苦しいです。どうしたらいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒のせいでなくて、教員のせいが苦しいです。どうしたらいいですか?

みなさん、こんにちは。

今回は、

ブログを拝見し、気になることがあったため書き込ませていただきました。
私は高校で、初任で、1年生の担任をしております。
今回の記事(どうやったら人は変われるのだろうか?)に 「生徒のせいでなくて、教員のせい」とありました。

学生の頃にこの考え方に出会ってから、自分のベースに置いていました。
実際に教員として働きはじめてみると、この考え方に時に苦しめられることがあります。
生徒の成績、生活態度などの課題を見ていると、一つひとつが自分に跳ね返ってきます。

授業がつまらなさそうな生徒を毎日見ていると、自分はなんて出来の悪い教員なんだと思います。
授業力を上げようと工夫はしておりますが、すぐに上手くいくわけではなく、毎日の授業でストレスを感じてしまいます。
「生徒のせいでなくて、教員のせい」という考え方は、とても納得のいくもので、私も受け入れています。

しかし、どうすればその考え方が負担になるだけでなく、前向きな方向へ持って行けるだろうか、というのが4月に勤務しはじめてからの悩みです。
何かヒントを頂けると幸いです。
どうぞ宜しくお願い致します。 (「生徒のせいでなくて、教員のせい」という考え方の問題というよりも、これを考える中で通じて私自身のストレス耐性を改善したいということだと思います。)


ということです。



なるほど、ですね

「生徒のせいでなくて、教員のせい」という言葉は、教員を責めるための言葉ではなくて、教員として成長していくための言葉です
この辺の誤解があるのかなと思います


例えば、問題生徒がいて2学期になっても問題を起こしているとします

その時に、「問題生徒をどうにかできないのは担任であるお前のせいだ!」と責めるために使うわけではありません
問題を起こすのはその生徒であって、あなたではないからです
生徒や保護者が真剣に考えて、変わってかないといけない問題です

どうして、生徒のせいでなくて、教員のせいという言葉を使うかというと、問題生徒が問題を起こす、それは確かにその生徒の問題や責任であるわけですが、だからといって「あの生徒が悪いのだから、私は悪くない」と開き直ると、学級の困った現状があるにもかかわらず、何もしなくなります
それは相手のせいにしているからです




教員というのは、生徒たち全員に安心で安全な学校生活を保障するのが仕事です
それなのに、生徒のせいにして何もしようとしないのはまずいです
その時に、どうやったらうまくいくだろうかという視点が、生徒のせいでなくて、教員のせいなのです
自分が変わることで、相手の反応が変わってくるわけて、そうした視点で考えるからこそ、教員として成長していけるし、学級もどんどん変わっていけるのです


だから、現状でうまくいかないことのすべての責任は教員にあると考えるのは、やりすぎでしょうし、その責任というのは各人が負うべきもので、あなた1人が背負うものではありません
どうしたらうまくいくかなと考えた時に、教員として何ができるかを考えるための言葉です


どうして「生徒のせいでなくて、教員のせい」をブログで強調しているのかといえば、現状で困った事があって、それを生徒のせいにして放置している教員が多すぎるからです
生徒のせいにして、生徒責め立てても現状は何も変わりません
また、生徒のせいにするような教員は、どんどん生徒に恨みを募らせて行き、健全な人間関係を築けなくしていきます




ですので、

根本的に教員としてまずいからこそ、生徒のせいでなくて、教員のせいということを言っています
うまくいかない現状のすべてを教員のせいにして、責めるための言葉ではないことを理解しておいてください


生徒の成績が悪ければ、その生徒が家で勉強をしていないだけでしょう
生活態度が悪ければ、その生徒が社会のマナーやルール、道徳心などを持ち合わせていないからでしょう
その生徒に責任があるのではないでしょうか?

それにそうしたことを考えるのは、保護者の責任でもあるので、そこまで面倒を見るかは考える必要がありますね

授業中に生徒がつまらなくしているというのは、授業が単純につまらないのでしょう
それは仕方ないというか、教員の方に責任が大きい問題だと思います
私自身も高校生の時に面白い授業なんかあった試しがないので、そんなものかもしれませんね

高校は教える内容が高度になるので、小学校みたいに和気あいあいとできるわけではないです
だからといって、つまらなくても良いかというとそうではないでしょうし
高度な内容になるからこそ、遊び的要素ではなくて、知的な部分での楽しさや興奮があってもいいように思いますね




この辺は、駆け出しでもあるので授業研究をしっかりすると良いと思います
だめな教員かどうかは5年目くらいでわかるでしょう
1年目なんてさっぱりわかるわけでもないし、仕事の内容もわからないので、そんなものです

落ち込んでいても仕方なくて、それが現状なのだと理解をして、ただただこの時期は教材研究に打ち込むだけでしょう
ヒントになったかどうかわかりませんが、あなたを責めるために使っている言葉ではないので、言葉の捉え方や使い方を変えてください

ただ、5年目までにある程度の成果を出さないと、あなたがいわれるようにろくでもない教員になってしまいますので、とにかく授業で勝負ができるようになりましょう