発達障害よりも愛着障害が多い? これからの教員の在り方とは | t-labo(中学校教師の支援サイト)

発達障害よりも愛着障害が多い? これからの教員の在り方とは

子どもたちの発達障害率がすごく増えてきているように思います
学級の中では相応の確率でいますし、その疑いの生徒もいる
さらには、小学校で特別支援学級に属する生徒数も増えているような

すべて私自身の「そんな気がする」レベルかもしれませんが。

※ この記事はあくまでも私見です



発達障害は親の遺伝と養育が大きく、中学校に入学した段階で、「もうどうしようもない」ことが多いです
遺伝的な要素と養育環境によって、10数年生きてきたわけですから、どうやってもそう簡単に変えられるものではありません

親自身が病んでいることが多くて、子どもたちにまともな養育環境が整っておらず、それが非行や問題行動に走るケースばかりです
そして、ほぼほぼそういう子どもたちは「愛情不足」から問題行動に走っています
親が愛情を適切に子どもに注げない・・・。

問題の根幹はここにあると思いますね
親がきちんと子どもに愛情を注げないことで「愛着障害」なるものが起きるようです

一般的に愛着障害とは、養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、子どもの情緒や対人関係に問題が生じる状態のことを言います。
愛着障害とは? 愛着障害の症状・治療法・愛着を築く方法をご紹介します! | LITALICO(りたりこ)発達ナビ


定義や解釈は色々あると思いますが。
読めば読むほど、中学生の問題生徒に当てはまることばかりです



発達障害という言葉がすごく職員室で聞かれるようになりましたが、先天的な発達障害、後天的な愛着障害、それとも両方、という形でいろんなケースがあるように思います
そして、今は愛着障害がかなりの率で占めているのが現状ではないでしょうか

問題生徒の行動を見ていると、「誰かに愛されたい」「誰かに大事にされたい」というのが根底にある行動ばかり
人にかまってもらおうとして過剰に接したり、しつこくしたり、嫌がらせになったり。
大事にされたいとして、授業中に騒いだり。

しかしながら、問題生徒はその中で学級から孤立していき、愛着障害をどんどん深めていくようになるわけですね
仲間を求めて他学級、他学年、他校生とつるむようになる生徒もいます

考えれば考えるほど恐ろしいのは、この愛着障害はすでに親世代もそうなっていて大人になった可能性があるということ。
親に愛着障害があるから、子どもの接し方がわからなくて、子どもが愛着障害になってしまう
子育ての怖いところは、「誰でも子育てを受けていて、自分もできる」と錯覚してしまうこと。




そうして養育環境が劣悪なまま子どもが育ってしまって、学校で問題行動を起こすようになるわけです
しかし、親自身、どういう風に子どもに接するのがいいのかがわかっていない(愛着障害を抱えている)ので、子どもが良くなることもない
このやって子どもが精神的なに大人になるまでは、ずっと振り回され続けるのかなと思いますね

その原因の1つはスマホやゲームですかね。
親は子どもに与えることで、子どもはスマホなどに夢中になり、愛情を注がなくなるし、親自身もスマホの虜なこともあります
親と子どもの物理的な接触がどんどん減るから、愛情を知らない子どもが増えてしまって、愛情をもとめて問題行動を起こす事態になっている

子どもが学校で問題行動を起こす理由さえも、親にはわからずに、叱ってしまうからますます問題を解決困難にしてしまう
教員もそうで、そうした心理なりに詳しくない、興味がない人が指導してしまうことで、子どもがますます暴走してしまう
この時代の生徒指導は、強行的にやるよりは、受け止める、という形のほうがいいかもしれません

これから先、ますます混迷を深めていきそうですから、子どもたちの状況をよく分析して、言うことを聞かせるから、話をしっかりと聞いて愛情をかけていく、というスタンスにも注意するほうがいいでしょうね