2学期から問題生徒の意欲減退の理由とは | t-labo(中学校教師の支援サイト)

2学期から問題生徒の意欲減退の理由とは

2学期になると、特に1年生ではやる気がガクッと落ちる生徒が続出するのではないでしょうか。
「問題生徒をうまく抑えた」「こっちのものだ。おれは学級経営がうまい」と思っていても、問題生徒が思わぬ挙動をすることがあるでしょう。

問題生徒は学習面では顕著にやる気をなくしていると思います
授業中に寝る、暴れる、徘徊するなど。
どんな現象が起きていますか?



問題生徒がこうなってしまうのは、「仕方ない」と思ったほうがいいですね
もともとこれが地であって、この程度の力しかないからです
中1の場合は、入学してから「学校生活に慣れる」「人間関係に慣れる」というのが至上命題であって、行き着く暇もありません

それらになれてくると、緊張感から解放されて、自分の巣がどんどん出てきます
人間関係に慣れる、というのは、残念なことに「あいつはだめなやつ」といった感じで問題生徒は、周囲の生徒に相手にされなくなるなど、現実が見えてきます
勉強自体も理解できない問題生徒は多くいて、周囲が自分に期待してくれない、自分を大事にしてくれないのがわかってくると、勉強に価値を見出すのが難しくなります



そして、分かれ道

自分の存在意義をかけて、教室で暴れるか、授業中は無気力になるか。
非常識であれば前者、ある程度の常識があれば後者
そんなところでしょうか。

問題生徒が1学期は大人しくしていたとしても、それは素ではないので、この段階でうまくいっていると過信するのは早いわけです
1学期にやっていないといけないのは、問題生徒を支えてくれる生徒の人間関係です
それはある程度の学級経営力がないと難しいです

問題生徒は自分では、学校生活で自分のことを維持できないので、当然の結果ともいえます
自分で維持できないから問題行動に走るわけで、その出方をどうやって対処していけるかが担任の力量であるし、担任の仕事です
ここで担任がしめしめと迫害してしまうのは考えものですね