どの生徒にも優しくするべきなのか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

どの生徒にも優しくするべきなのか?

こういうタイトルを作ると、ある種の人たちは期待をしつつ読むのだと思います
何を想像しているかと言えば、

あの憎き生徒

という感じですね



そして、その答えは

すべての生徒に際限なく優しくするべきである

です。
残念な回答で申し訳ないです

私も未熟な人間ですから、若い頃に「あの生徒が憎い!許せない!」と思ったことがあります
そして、冷たく対応したり、出来る限り話さなくていいように無視をしたりしました
嫌がらせをしたり、成績を恣意的にしたりするなどの行為はしていません

その結果として、何を得たでしょうか?


・・・・


得たものは何もない

それだけではなくて、

憎しみの心が育ち、イライラして、嫌いな生徒のことばかり考えるようになったし、その生徒の反応がいちいち気になるようになりました
うまくもいきませんでしたしね

さっぱりです

憎しみの心から発せられる言葉で、相手が良くなること、人間関係が良くなることなんてないのです
考えてみれば当たり前のことです




これは当たり前だけど、教育現場にいると「きれいごと」なんですよね
もうむちゃくちゃな毎日だから・・・
他人から言わせれば当たり前だけど、、、教員の日常は当たり前ではないから

だから、きれいごとを言っても虚しくて、生徒のことを憎みたくもなるし、ささやかでも復讐をしたくなる
それが教育現場の非日常の幼稚園状態なのかなと思います


そうしたいろんな矛盾というか、過酷なことを経験してみて、思うことは憎しみは解決策ではなかったこと


このことに気づきました
やるべきことは、際限なく生徒には優しくすること、親切にすることなんです
でも、甘やかしてはいけないのです

生徒に優しく親切にしたら、そのうちそれが返ってきます
教員の心に温かいものが沸き上がってくる瞬間です
あなたの行動によって、生徒の心が温かくなったから、お礼が来たのです



優しくすることですべての問題が解決するとは思いません
でも、ある程度の問題は解決するし、憎しみ合う連鎖を起こすよりは遥かに効果があるし、心穏やかにいられます
ストレスが減って、生徒たちには笑顔が増えて、学校生活が楽しく思えるようになります

生徒との人間関係がうまくいっていない、学校が楽しくないと思う方は、生徒に際限なく優しく、親切にしてみてください
ただし、甘やかしてはいけませんよ