もはや根性論で教員はやっていくべきではない | t-labo(中学校教師の支援サイト)

もはや根性論で教員はやっていくべきではない

公立中学校の教員は奴隷のようなもので、正直なところ、人として扱ってもらえていないようにも思います
労働基準法というものがあり、労働の基準が定められていますが、それが教員に適用されるかどうかは別問題かもしれませんが、教員には労働時間が決められており、それを守らせる義務が管理職や教育委員会にはあります

それが全く守られていないし、もっともっと仕事をしなさいと言われます
これはおかしいわけで、そんな根性論で教員をやってはいけません



おかしなことはやめていかないといけません

放課後に生徒が万引きで捕まってお店から「迎えに来てください」と言われても、「学校は保護者ではないので迎えには行けません」と言えばいいのです
お店は勇気を持って警察に突き出せばいいわけです
犯罪なんですから

勤務時間を過ぎても延々と続く職員会などについては「時間内に終わらせてください。それが終わるように内容を詰めておいてください。時間がかかるなら5時間の日に設定するとか、掃除の時間をカットするなど、時間を考えて運営してください」と言えばいいのです

土日の部活や勤務時間を過ぎての部活指導に関しては、世間の保護者やあなたまでもが「その時間まで指導するのが当たり前」だと信じ込んでいるから、そんな状況が続くのです
だから、「できません」と言えばいいのです



それが言えない?
考えてみて欲しいのは、あなたは40度の熱が出たら学校を休みますよね?
それでも、学校はあるわけです

それなのにあなたはなぜか休むという選択をできるわけで、結局は選択であり、その時の「理由」なんですよ
それをあなた自身が根性論が土台にあるから、「頑張れば何とかなる」と自己犠牲に走ってしまうわけです
「自分や相手を大切にする」という価値観が土台にあるのであれば、もっと勤務時間についてや働き方について敏感になっていくでしょう


長時間勤務が嫌であるならば、あなたは物事の考え方や働き方を変えないといけないのです
ただ気をつけて欲しいのは、やりたくないものに対して「ノー」を言うことしかしないのはNGだということです



どういうことかといえば、例えば職員会の時間を短縮して欲しいと考えているのであれば、

・運営委員会での競技の仕方を変える(より詰めておく)
・ある程度のところで妥協する(細かいこだわりは捨てる)
・職員会の資料を先に回覧しておいて、みんなが先に読んでおく
・職員会を時間通りに始める
・提出物をきちんと期限内に提出する
・部会で提出する資料は、文句がないくらいにきちんと作り上げておく

といったことが必要でしょう
つまり、残業時間を減らすということは「やりたくないことをやらない」だけではなくて、「それをやらなくていいように働き方を変える」ことであり、「今までいい加減だったもののクオリティーをあげる」ともいえると思います

普通に仕事をやっていては、勤務時間内に仕事が終わらないわけですから、より効率的な仕事のやり方を生み出していかないといけないわけです
文句だけ言っては仕事は減らないし、残業も減らないんです




この辺の加減が難しいですね

あなたが生徒指導するときに、余計な説教ばかりして15分無駄にするのではなくて、問題解決を最優先して、さっさと終わらせるようにすればいいわけです
保護者に連絡するタイミングもハードルを下げて、早い段階から生徒の不祥事などに対応してもらうようにして、学校で面倒を起こさないような体制づくりを目指すのもやり方の一つだと思います

部活動については、あなたがやらないといけない必要性を感じているからやっていることを認識し、土日はクラブをやらないと明言すればいいわけです
勝つことを目指したとしても、よほどのチームでない限り一番下の大会でさえも優勝するのは困難です
そんなことを目指すくらいであれば、大会で1勝することを目標にしても同じだと思います

かなりの暴論かもしれませんが、何に価値を置くかは自由ですし、そこに価値を見い出すことができればそれでいいわけですよ
たまたまあなたが「一番下の大会で優勝する」ことに価値を見いだしているだけの話でしょう
部活動の話については、まとめていますのでそちらを参考にしていただけたらと思います


ここで展開している話は冷たいと感じるかもしれませんが、あなたが何に価値を置いているか、明確にしてから考えたほうがいいでしょう
あなたが毎日残業することに快感を得ているなら、私は止めません
快感を得ていないのであれば、働き方を変えていく必要があります




部活動のことばかりを例に挙げてしまいますが、土日のクラブを休みにできないのは、土日のクラブをやることで「生徒から嫌われないこと」をあなたが優先しているのでしょう

生徒から嫌われない > あなたの時間


という構図です


ここで大事なのは、あなたが八方美人をしたいと考えているから、不満を言いながらこの現状に甘んじているということです

それと、ここから一歩先に踏み出すためには、土日のクラブをしないけれど生徒に好かれる方法はあると言うことです

繰り返しますが、今のやり方そのままんで土日をカットしたら生徒から反感を買います
働き方を変えるためには、やり方を変えないといけないわけで、土日のクラブをカットするためには、部活の価値の置き方を変える必要があるわけですね



今の働き方の無駄を省くのは簡単ですが、物事はそう簡単ではなくて、新しい要素を付け加えないと現状には対応できないと思います
あなたの今の残業時間がとても不満であれば、新しい働き方に、つまり前に進むような働き方に変えないといけないわけです

そのための一番最初にやるべきことは、根性論を捨てることでしょう
根性論はあなたの時間やあなた自身を犠牲にして成り立っているものです
「自分軽視」が根底にあるわけで、ここから脱却できない限りは、働き方を変えることはできないでしょう

そろそろやめるときではないでしょうか?