SNSいじめにはどのような対応をすればいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

SNSいじめにはどのような対応をすればいいですか?

今回の質問は、以下のものです

こんにちは。毎日の記事更新、誠にありがとうございます。
新聞の記事に「SNSいじめで子どもが不登校になった。適切な対応をしなかった学校が悪い」と保護者が訴訟を起こしていることが書いてありました。
記事の感じだと匿名の者から1日に多くて10件程度届いていた感じでしょうか。

死ねとか不登校になってくれといったメッセージが届き、被害生徒が不登校になったようです。
つまり、加害者が誰か不明なわけで、警察でもないので誰か特定化するのは難しい状況です。
指導する対象を発見できません。

聞き込みをしたり、集会のときにSNSについて注意喚起をするくらいのことはできても、なかなか決定的な加害者の確定には結びつかないのではと思っています。
この件は結局は弁護士と警察との連携で加害者をつきとめることができたようですが、本来的に学校としてはどうすれば良いのでしょうか。
新聞記事ですので、学校がどんな対応をしたのかわかりませんし、どこまで正確な情報かもわからないのですが、お考えを教えていただけたらと思います。




学校で起きる刑事事件に関しては、保護者側はいつのときでも学校を訴えますよね
学校は加害者ではないこともありますが、勝手な「責任」をなすりつけられます
今回の件については、全く知りませんが、保護者が学校を訴えたのは「相手がわからず、とりあえず学校のせいにすればいい」というものでしょうね

とにかく学校は弱者ですから
仕方ないと言えば仕方ないですが、学校側としては理不尽です。

さて、SNSいじめということですが、SNSはハンドルネームでやりとりができるので、相手を特定するのは困難です
特定しようとする場合に、学校側でできるのは攻撃側のページに行き、SNS上でやりとりしている人物、書き込みなどを元に芋づる式で人物特定をすることくらいしかできないと思います
被害者の知人であるはずなので



知らない人が多いのかもしれませんが、ネットをする時には必ずIPアドレスが振られており、書き込みをした時にIPアドレスも記録されます
このブログに関してもIPアドレスが記録されます
IPアドレスはサービスプロバイダに記録されているし、インターネットのプロバイダにも記録が残りますので、IPアドレスをたどると契約情報に行き着き、ハッカーのように偽装しない限りは足がつくようになっています

この紐付け情報に関しては個人情報保護のため、事件にならない限りプロバイダから情報が開示されることはありません
刑事事件にするとプロバイダは開示請求に対して開示する義務が発生するので、今回の事件では相手を特定できたのだと思います

SNSいじめなどは不法行為であり、ネット上の記録がきちんと残すことができます
ので、発生したら警察に被害届を出して、開示請求を行って相手を特定して解決することですね
これが一番の解決になると思います




つまり、学校が主体というよりも、明確な事件として警察に依頼する形です
被害者がここまでするのは気がひけるので「学校でなんとかしてくれ」になり、学校側も困ってしまい、進展がないので被害者側が「学校は責任があるのに何もやってくれない!」と激怒していくこともあるかもしれませんね

あどは学校でできることは、SNSいじめなどに対して、具体的な事例を提示しながらどうやって発覚して捕まり、その責任はどうなるのかを生徒たちに事前に話をしておくことですね
そうして予防的な取り組みをしておくと違う部分もあるかもしれません
バレないと思っているから生徒たちはSNSいじめをする側面もありますので、バレると知っていれば行動も違うでしょう