授業の在り方、学力の考え方はもはや変えないといけないのかもしれない 3 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

授業の在り方、学力の考え方はもはや変えないといけないのかもしれない 3

どうして授業や学力の考えたを変える必要があるのか、といえば、あなたの高校時代や大学時代の授業について振り返ってみてください
どのくらいの授業を「面白い」と感じ、どのくらいの授業を「役に立たない」として文句を言っていましたか?



高校の授業では、多くの教員が教科書を写すだけで何の興味もわかず、いつの間にか寝てて、それでも教員を注意をせず、何をしているんだろうかと思った経験はありませんか?
物理って何のためにやるんだろうとか、英単語を延々と覚えさせてつまらないとか。
そもそも授業が役に立つという実感や成長できる実感なんてなかったですよね

大学になると、教育学部に入り将来のことがあったので、教える関係や心理学の授業は「役に立つ」とか「面白い」とか「興味深い」などと積極的な思いが強かったのを鮮明に覚えていますし、そういう授業ほど熱心にやっていました
憲法の授業とか、教養の授業とかは、面白くともなんともなく「必修だから」とか「卒業単位に必要だから」といった思いで、作業的に受けていました

この差は一体何でしょうか?


学びたいという明確なものがあるかどうか、そして、そこに学びがあるかどうかなのではないかと思います



大学生までになると、さすがに将来が見えてくるので「何が役に立つか」は明確であり、20年も生きてくれば自分の得手・不得手ややりたいことなどが見えているので、興味関心をもったものに特化しやすくもあります
しかし、中学生ではそんなものは見えないでしょう
なのに、授業を受けないといけないのです

しかも、基本的な能力が低い生徒からすると、暗記やただ受けるだけの授業では何の意味も見いだせないし、何も身につかないのです
学級の半分以上の中学生は、あなたが高校や大学で無意味だと感じる授業中の様子と同じなのです
この部分を理解しないといけません

あなたは勉強が必要だからと授業を強引にするかもしれませんが、受け取る側としては何の意味も見いだせないのです
アラビア語の授業を延々と受けさせられているようなものでしょう

ほとんどの生徒たちは興味もなく無理やり受けているような授業に効果なんてあるでしょうか?
この部分の意味を問い直さなければならないのです

つまり、従来通りのやり方の授業では限界がきていると考えた方が健全ではないでしょうか?
生徒たちに知識や理解を押し込めるやり方の限界を知らなければいけないし、学びとは何だろうかということを考えないといけないでしょう
こうしたは生徒側の理解がない状況で、あなたが授業改善をしたとしても、成果は出ないと思いませんか?