大事なのは心の教育、そう思えるかどうか | t-labo(中学校教師の支援サイト)

大事なのは心の教育、そう思えるかどうか

あなたは教師として何を大事にしていますか?

やはりどこまでいっても「心の教育」であると思っています。

学力ではなくて、心です。



1.学力なんて・・・

こんな話を書くと、「学力はどうでもいいんか?」って思われますが、実際のところ学力なんて二の次でいいかなって思います。
というのも、

・学校の”学力”が社会で通じるわけではない
 → 通じるのは受験

・学力はある程度、素質の問題である
・その子の個性や特性が将来の自立方法を決める



こういった要素を含んでいるからです。

そもそも勉強したい人は勝手に勉強するでしょうし、低学力の子にひたすら勉強をさせても意味がありません。
それなら、適性や興味にあった職業訓練をするほうがいいわけです。

みんなが東大を目指さなくてもいいんですから。





2.心を育てるって?

そもそもここで話題にしている「心」とは何でしょうか。それは・・・

・思いやりを持っている
・誠実である
・前向きに努力しようとできる

・協調して取り組むことができる
・人の気持ちを理解することができる


というものです。

これは学力ではない、成績表には出ない指標のことです。

ただこの「心」は社会に出た時に、とても役に立ちますし、社会人としてやっていくために必要なものです。
むしろ、義務教育で身につけなければいけないものでしょうね。


3.心が育たなければどうなる?

たまにいるのが、中学校受験失敗組。
これが全然、心が育ってません。

というのも、小学校から塾通いで、中学校の内容は叩きこまれいるわけです。
ですから、授業は「既習」であり、『ああ、もう知っている』って。

大事なのは学力であると教えこまれているため、学力という色眼鏡で人の優劣をつけます。
斜に構え、バカにした態度をとります。


また、勝利至上主義のシニアチーム所属の子やとても強いクラブの子。
弱肉強食の意識が強く、強いものだけにこびます。


もちろん、例外もたくさんありますが、心に重点をおかないとアンバランスになってしまうんですよね。





4.どうやって心を育てるか

さあ、どうしたらいいか。それは、

・教師がお手本となる言動をとる
・生徒指導はきっちりと行う
・ルールや規律を守らせる

・共感的な気持ちを育てる
・学力だけに目を向けない、むしろ人間性をほめる



ということを行っていきます。

「いつも言っていること変わらないじゃん」「そんなの当たり前じゃん」って思われた方、


大事なのは、どこに重点をおくか、どこにその意識をフォーカスさせるかなんですよ


口ではなんとでもいえます。
大事なのは、心の本音の部分の問題。

ここを生徒は見抜きますよ。
あなたが軽い気持ちなのか、とっても重視しているのか。


そもそも人によっては

「どうでもいいじゃん」「適当にやればいい」「自分が気に入るかどうかが大事」と、本音の部分で思っている人がけっこういます。
そういう人はたいがいうまくいきません。

心が育たないんです。

気にしてみてください!