問題生徒が人の価値は学力じゃない!と妙に主張する時の都合の悪い真実 1 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

問題生徒が人の価値は学力じゃない!と妙に主張する時の都合の悪い真実 1

中学校では、受験があるがために「学力」がとても重視されます
それゆえに、学力がある人間が良い人間と思っている生徒もいるでしょうし、問題生徒はそのことを恨みに思っていることもあります

学力が人間の価値ではない

それは同意するところではありますが、問題生徒がそのことに激しく共感することに関しては、疑問を持ちます



反対する人は多いと思いますが、中学生などの学生において「学力」は、その人間の価値の大部分であると私は考えています
と言うのは、結局はどんなに良い生徒であったとしても、受験で評価されるのは学力だからです
良い成績、良いテストの点がない限り、どんなに人間性が豊かな生徒であっても合格はくれません

結局は、学生のうちは学力によって自分の道が開けていきます
それが社会人になると話は別になると思いますが、社会人になる試験においても学力はとても重要になりますし、出身大学で左右される部分も多いでしょう

私の考え方がおかしいのかもしれませんが、少なくとも社会は学生たちを学力で判断しています
その理由としては、大量の学生が受験に来た時に「人間性」という曖昧なものでは差がつけられないし、差をつけようとするととても時間がかかるから、テストの得点などという客観的な指標で判断したいのだと思います

あざといと言われるかもしれませんが、社会がそういう基準を持っているからこそ、その基準に有利なるようにするのが生き残り戦略と思います
良いか悪いかではなくて、そういう基準が存在することを知っておくことは必要です
その中で、自分がどういうような戦略を元に戦っていくかです



そんなこんなで、学力がどうしても重視されるし、どの教員も「人間の価値は学力ではない」と明言するものの、実態としては学力をとてつもなく重視していますね
社会の仕組みがそうだから、こうした矛盾は仕方ありません


学力が重視されると、面白くないのが低学力の人間であり、特に問題生徒たちです
自分たちが否定されるような気分になって、それに反発したくなり、授業妨害や学校で問題を起こすようになります
そのために、「教員は人間の価値は学力ではないんだ」と問題生徒たちに言うわけですね

と言いながら、その教員は学力を重視しているので、矛盾があり、問題生徒に届かない言葉となってしまいます