問題生徒が人の価値は学力じゃない!と妙に主張する時の都合の悪い真実 3 | t-labo(中学校教師の支援サイト)

問題生徒が人の価値は学力じゃない!と妙に主張する時の都合の悪い真実 3

問題生徒に考えさせないといけないのは、低学力で授業について行けない、これは事実であるが、それがあるからといって、授業妨害をしてはいけないし、嫌がらせなどの人権侵害をしてはいけない、校則を守らないといけないといったレベルのことであり、その部分に人間性が現れているということです
低学力で、努力もせずに、人間性もだめとなれば、全く価値がない人間となります



問題生徒は人間性こそ大事と考えていて、しかも、自分はすごい人間だと考えています
しかしながら、現実として、学力もないし、人間性も悪いので価値など全くないのです
なぜかといえば、問題生徒は社会に貢献する気持ちがなく、社会を破滅させる行動をとっているからです

表現が悪かったかもしれませんが、それが現実でしょう
誰も問題生徒と関わりたくないし、問題生徒が存在してもうれしくなんてない
むしろ、同じクラスになって不幸だと嘆く生徒の方が多いでしょうし、教員が問題生徒と関わるのは、それが仕事だからです
仕事でなければ、絶対に関わることがないような人たちです

それが現実なんですよね



でも、問題生徒にはその現実は全く見えていません
どの段階で見えるようになるかといえば、学級から浮いたときです

中1で入学したては、複数の学校から生徒たちがやってくるので、問題生徒の正体はばれていません
それゆえに、問題生徒は新しい出会いがあり、問題生徒も最初はおとなしくしているので、その中でうまく人間関係を築いていきます
しかし、徐々に地が出てきて、頑張れなくなる、ついていけなくなります

最初に築いた人間関係があるので、周囲の生徒たちもすぐには見捨てませんが、だからといって生徒たちに、その問題生徒を引き上げるだけの力はありませんし、それは仕方のないことです
問題生徒は徐々に引き離されていくことを感じ、そこで踏ん張れなくなると、問題行動に走るようになり、周囲の生徒たちはこいつと一緒にいたら損だと離れていきます

そうして、誰も相手をしてくれなくなった時に問題生徒は孤立を知ります
孤立を知った時に、どうしようもなくなってしまいさらに問題行動に走ってしまいます



ですので、生徒には人間性とは何かという話をしておくほうがいいでしょうし、人間性がだめだと周囲から人が離れて行き、孤立して寂しくなるとしっかりと教えたほうがいいです
人間は社会を築く生き物で、人間同士の関わりの中で生きていて、村八分がどうして残酷な刑であったかを説明しておいたほうがいいでしょう

そのことを問題生徒が少しでも理解したら、学級で問題を起こすのはやめておこうと考えることができますし、学級で孤立した時にもその原因を知ることができます
周囲から人が離れていくことは当たり前なのですが、その仕組みを生徒が理解できていないことがあって、教員としては明示的に教えておく必要があります


人間の価値は学力ではないとしたとしても、問題生徒に救いになることなんてないのです
学力は客観的な指標が出るから、それを突きつけられる問題生徒が逃げるために言っているだけで、問題生徒は実際に学校では評価されることは全くないでしょう
学校や学級が求めているのは、貢献だからでしょう

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より具体的に教員力がアップするような仕掛けを用意しています
追記はtetra塾の教員コースの塾生になると表示されるようになります