生徒のネガティブ感情は言語化が効く | t-labo(中学校教師の支援サイト)

生徒のネガティブ感情は言語化が効く

教師の悩みは、生徒の行動が制御し切れないこと。
「なんでこんなことをするんだろう?」と不可思議で仕方ありません。


ここで、

生徒が暴れる、落ち着かないのは、生徒のネガティブ感情の吐き出しと考えてみましょう。



生徒の暴れる構図は次のような流れです。


不愉快・苛立つことが起きる

ネガティブ感情がわく

感情の処理に困る

暴れる・傷つける・意味不明な行動



ここで、暴れたことに対して指導をしても、根本原因は解消されず、生徒は同じことを繰り返してしまうことがわかるでしょう。
不良などはまさにこの典型だと思います。

「暴れるな」とその場限りの指導をして、生徒のネガティブ感情を解消しない。
だから、問題行動に走る。
この繰り返しだから、不良も成長せず、同じこと、もっとひどいことを繰り返すわけです。





感情の処理に困ったらどうするか。

答えは単純。

言葉にすることです。


「授業が面白くなくてイライラする!!」
「あいつがめちゃくちゃムカつく!」

という具合です。

モヤモヤが言葉にされると、気持ちが整理されます。
しかし、ここで教師が『そんなこと言ったらいけんでしょ』といえば、生徒はこのことでモヤモヤするわけです。

だから、

『そうか、そうか。それで、どうなん?』と続きを促してあげましょう。
とにかく、聞くことに徹する。

最後に『そうはいってもなあ、』と教育的指導を入れれば生徒のもやもやも解消されます。





このことは、極端ではないにしても、例えば、授業中に私語ばかりする生徒や落ち着きのない生徒に『どうかした?』と聞くといいと思います。
彼らなりの答えを返してくれます。

・虫が気になって・・・
・昨日見たテレビが・・・
・教科書のここが・・・


と話が来るでしょう。
そうしたら、その話に少し付き合ってあげるのです。

最後に『授業の時間だから、授業に戻るよ』といえば、彼らの感情もすっきりして割に授業に集中してくれます。
また、こうしたことを続けると、そうした生徒から支持が得られ、授業も円滑に進むようになりますし、規律意識も全体的に高まります。


つまり、頭ごなしにするのではなく、生徒の話を聞き出し、しっかりと聞きましょう、ということです。