高校が大幅に定員割れして、生徒が勉強しなくていいと大喜びです。どうしたらいいですか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

高校が大幅に定員割れして、生徒が勉強しなくていいと大喜びです。どうしたらいいですか?

今回の質問は、以下のものです(ところどころ省略しています)

都立高校が三次募集を実施していることについてどうお考えでしょうか?
三次募集をすることになった都立高校が今年は31校になり、都立高校は定員割れした学校が増えました。
これだけの規模で三次募集をやるのは94年度以来初めてだそうで、私立高校の授業料を実質無償化したことで私立に流れてしまったことが原因らしいです。

私は現在、中学2年のクラスを授業で教えていてさらに中学2年の担任もしているのですが、中学2年の生徒たちは都立高校の今年の倍率と問題児レベルの先輩達が全日制の高校に合格しているのを見て、「俺たちも来年は何も勉強しなくても都立高校に余裕で入れるぜ」とかいう発言を大声で言いふらしており、 私としてはみんなで頑張って授業に集中し、勉強して都立高に合格しようぜという雰囲気を作り、興味のある緊張感のある授業をして行きたかったのですが、このようにしてその空気を破壊してくる生徒がたくさんいて困っています。
どうしましょうか?

一応、その場では来年の倍率はどうなるかわからないぞ。
教育委員会のお偉いさん達もこの低倍率をみて、高校の募集人数を減らすとか対策をしてくると思うから余計な事は言うんじゃないと指導したのですが… これで良かったのでしょうか?




私立の授業料無償化については、詳しく知りませんが。
新しい高校ができるなどで、不人気高校が出来上がって定員割れという事態は往々にして起こると思います
東京のケースでは、都立高校よりも私立高校の方が人気なんでしょうね

生徒たちが判断し、生徒たちが流れを作る
仕方ない結果だと思います

公立高校が定員割れを繰り返すようになれば、そのうち学級減が行われるので、募集数が来年度は減ることは十分に考えられます
今年と同じ考える危険とは思います
それとともに、生徒たちの判断もますますくっきり分かれるようになるでしょうね

「あんな生徒がいける高校なんて行きたくない」ってまともな生徒は思うし、
その一方で誰でも行ける高校あるのは救いでしょう
しかし、高校合格がゴールでもなく、人生においては社会に出る通過点です




誰でも行けるから、というようなところに行って一体何をするか、ここを生徒たちにしっかりと考えさせる必要があるでしょうね
誰でも行ける高校にいる同級生というのは、ろくでもないわけですから
どんな人と学校生活を送りたいか、そのためには自分がどうなっていないといけないのか、生徒それぞれに人生を考えさせる必要はあると思います

そうなれば定員割れをそんなに気にしなくなると思います
ですので、今の段階で質問者さんが生徒に言ったことは、単純には「脅し」なだけで、脅しでは「生徒の心」は動かないと考えたほうがいいですね
もう少し厳しいことを書きますと、普段からの指導や人間関係のあり方が、

>「俺たちも来年は何も勉強しなくても都立高校に余裕で入れるぜ」とかいう発言を大声で言いふらしており

という状況や生徒たちを作り出していると考えたほうがいいでしょうね
とっさに出る言葉が「脅し」なわけですから、普段から生徒の心を動かす、成長させるようなことができていないのではないかなと思ってしまいますね

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