結局の所、中学校の教員は生徒指導に追われているだけ | t-labo(中学校教師の支援サイト)

結局の所、中学校の教員は生徒指導に追われているだけ

中学校の教員として、仕事を振り返ってみると、最初から最後まで生徒指導に追われていたということしか覚えていません



朝のSHRのために学級に上がりますが、その学年の階ではまずは、始業のチャイムに間に合わせるために、生徒への呼びかけから始まります
朝読書では、静かに読書させるために指導する必要があります
朝のSHRでも、生徒たちがきちんと話を聞ける環境を作るために、声をかける必要があります

場合によっては、生徒たちが登校してきた後に起きたトラブルの処理に追われることになりますし、前日生徒指導があった時には、朝読書の時に廊下で謝罪の会をすることもあります

授業の前には、着ベルがきちんと守られるかどうかを指導しますし、授業が始まれば、号令が終わるとともにしゃべり出す生徒たちをなだめなければいけません
授業中は私語との戦いであり、生徒たちがきちんと活動しない、遊ぶ、立ち歩く、物を投げるを警戒しながら、授業を進めないといけないし、その都度指導をしなければいけません




残念なことに、担任であれば他の授業で起きたトラブルに関しても指導をしなければいけません
午前中の授業が終わると、休憩する間もなく給食の配膳に移ります
給食当番でサボっている生徒を探し出したり、教室に入ってはいけないのに入っている生徒を追い出したり、時間内に終わるように生徒にハッパをかけたり、やることだらけです

給食が始まれば、おかわりの生徒たちの争奪戦がきちんと落ち着いた形でできるかを見守る必要があるし、給食時間がきちんと終われるかどうか、さらには食器がきちんと返されるかどうか、教卓が雑巾で拭かれるかどうかといったことを機にする必要があります

昼休憩というのは生徒のためにあるような言葉であり、学級でトラブルが起きた場合には昼休憩を利用して指導をします
そうして昼休憩が終わってしまうと、午後の授業です
掃除の時間になれば、時間通りに来るか、掃除をきちんとするか、といったことを指導しなければいけません

帰りのSHRは、配付物がきちんと係が取ってきているか、時間通りに始められるか、落ち着いて話が聞けるか、など様々なことがあります
帰りのSHRが終われば、生徒のお世話は終わったように感じるかもしれませんが、なかなかその通りにはいきません

その日にトラブルがあれば、当然ながら放課後の時間を使って指導をします
このトラブルの面倒くさいところは、加害者が多ければ多いほど、話を聞くだけで時間がとんでもなくかかるということ
嘘をつく、罪を認めないといったことが起これば、ますます時間がかかります



こうした生徒指導が起こると、保護者に電話連絡を入れることがありますが、最近は共働きが多いので、保護者に電話が繋がらないことが多くて、何度も電話をかけるので、それだけで時間がつぶれます
保護者に運よく繋がったとしても、その電話で15分から30分くらいはつぶれてしまいますので、生徒指導に比例して保護者電話も長くなっていきます

その日にトラブルがなかったとしても、放課後の時間で起こるトラブルや怪我、生徒の問題行動といったことがあれば、対応に追われます
一件でもトラブルがあれば、その対応に係きりになりますので、残業が1時間以上増えることが確定します

生徒たちが下校する時にも、下校指導を行うなど、生徒の面倒ばかり見ています
これですべて終了ではなくて、生徒たちがお店に行った時に万引きなどをすると、なぜか学校に引き取りの電話がかかってきたり、保護者から子どもが帰ってこないという電話が入ったりすれば見回りに出かけます
さらには、学校であったことに対してクレームをつける保護者もいます

いつも忘れ物がひどいとか、宿題を出さないとか、そういった生徒の所に電話をかけることもあれば、かなり時間がかかってしまいます

というような形で、中学校の教員というのは、ひたすらに生徒の指導に追われ続けているだけの仕事であるといいます
教員の仕事の本文が授業と言われることがありますが、実態を見れば、それが嘘だとわかります
しかしながら、現実的には、生徒の生徒指導は絶対であるし、授業は必ず行わなければならないので、残業の山がどうしても発生するわけですね

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より具体的に教員力がアップするような仕掛けを用意しています
追記はtetra塾の教員コースの塾生になると表示されるようになります