うまくいきません。教師を辞めるべきでしょうか? | t-labo(中学校教師の支援サイト)

うまくいきません。教師を辞めるべきでしょうか?

みなさん、こんにちは。tetraです。
コメントフォームを設置してから、いろいろとコメントを頂いています。
ありがとうございます。

その中でも多いのは、「うまくいかない」「自分は向いていない」など悩みの声です。
そして、「教師を辞めるべきじゃないか」「ほかの仕事をした方がいいのではないか」という方もいらっしゃいます。


今回はそれを受けて、ぼくが考えていることを書いてみようと思います。
みなさんの実情がわからないので、なんとも言えない部分もありますが、思うところを書きます。
毒吐きだったら申し訳ないです。



1.辞めた方がいい人とは

いきなりですが、ぼくは一緒に働いた教員の中で辞めた方がいい、むしろ、辞めてもらいたい、と思った人がいます
こんな人です。

病休を繰り返していて、数ヶ月に一度、給料や身分ために勤務してすぐに病休に入る方です。
長期休暇のときには出てきて、春休みには「新年度頑張りますから」と言って、4月に入って1週間もすると年休が続いて、病休に入っていきます。
その人のパターンだそうで、前の学校でも同じことをしていたとのこと。



この方と全然親しくはなかったのですが、教員がクビにならないのをいいことに、病休の制度を最大限利用して、お金のためにやっているような人でした。
当然ながら、生徒愛もなく、いつも自分のことばかり。

何が一番腹が立つかというと、その人がいるせいで、生徒が迷惑するんです。
その人が受け持ったクラスの授業はぐちゃぐちゃになり、病休に入るのもみんなが待つ状況になります。

保護者もそんないい加減な人が(病休に入ることがわかっているのに)、自分の子どもの授業を持つとなれば嫌です。
同僚の教師もフォローしないといけないし、仕事を割り当てると「負担だ!!」と文句を言うから分掌もなし。


自分が生きるために教師の立場を最大限利用するような人でした。

ので、

・生徒のためにならない、生徒のためと思えない
・同僚や保護者に非協力的で、自分の仕事をやろうとしない
・いつも自分のことばかりで、被害妄想を言う


といったようなものが、複数重なると辞めたほうがいいと思う、というか、一緒に働きたくない、辞めて欲しいと真剣に思いますね。
もちろん、自分の進退は自分で判断してください





2.自分に適性があるのか

コメントを寄せていただいた方々は、きっと今挙げたことには該当しないと思います。
生徒のためにと思って苦戦して、疲弊しているのだと感じています。

こうやってやっている方に「辞めたほうがいいとは思いません。」
同僚として手助けをしたいと思います。


さて、そうはいっても苦戦していくと「自分に適性がない」と思ってしまうし、「教育委員会はなぜ自分を雇ったのか?」と疑問になります。
ぼくも1年目は苦戦しまして、嫌な先輩に「雇った教育委員会に文句を言ってください」と言った覚えがあります。

単純にその先輩が嫌な人でした。(もちろん、他の教師から、そんなことを言ってはいけないと叱られましたけどね)


教育委員会は合格点に達した人を採用しているだけでしょう。
ですので、適性があるというよりも、「これからやってくれるだろう」という見込みで採用しているはず。

そして、採用された人はほぼ教員経験がないので、現場に出てうまくできるかというと、うまくいくわけないですね。


適正うんぬん言う前に、経験がないので苦戦してうまくいかないのは当たり前ですね。
ですので、考えても仕方ないし、努力していると教師力はついてきます。

ぼくもいつの間にか、教師としての適性を身につけていました。
そんなものじゃないでしょうか。




3.実力がつくにはまず3年間

結局、今苦戦している人のほとんどは経験不足・知識不足等の教育への不足から生まれているものだと思います。

つまり、教師力(実力)をいかにつけるかが焦点になります。


どのくらいかというと、3年間ですね。
3年間続けて「ああ、力がついた」と感じるはずです。


・・・長いですか?


この3年というのは、修行期間ですね。
寿司職人は人前で握るまで何年も修行と言うじゃないですか。
ぼくらも同じです。


3年間は、1年、2年、3年と持ち上がることを想定していて、生徒ともに中学校の3年間を経験することで、経験や知識が身につき、2巡目になるときには、先の見通しを持って対応できるようになります。

ですので、まずは最短で3年間はきついと思います





4.今、とてもきつい人は・・・

問題は最初の1年目で、もうすでにきつい人です。
3年も待てません・・・。

ですね。

とはいえ、始まった1年間だけは終えねばなりません。
ダメだという人は来年は副担任やまた同じ学年、もしくは特別支援学級に回してもらうという方法があります。

例えば、1年担任の方の場合は、うまくいかない1年生たちと2年生にならず、もう一度、1年生の担任、もしくは副担任にしてもらうのです。
仮に担任であっても、もう1回同じ1年間になるので、先の見通しがありますし、担任経験が活きます。


もちろん、こういうお願いを校長するわけですし、生徒からは「進級させてもらえなかった」とバカにされますし、やはり苦しい物がありますが、先に書いたとおり、

始まった1年間は途中でやめられませんから、恥も外聞もなく、自分がどういう形でやるのがベストか考え尽くすべきです

もしくは、フォローが厚い学年でお世話になるのがいいです。
あと、休みをしっかり取るために、土日の部活動には出ないとか、なんとかやり過ごすことを全力で考えてみてください。



終わりに

多くの方が現場で苦しんでいると思います。
でも、やはり、ここを踏ん張って、先へ進まなければ一人前の教員人生はないんです。

修行期間と考えるしかないかなと・・・思います。
こればっかり、生徒も教員も教育委員会も待ってはくれないのです。


答えになってないかもしれませんが、今日はこの辺で。