1次試験に受からないのは問題(教員採用試験) | t-labo(中学校教師の支援サイト)

1次試験に受からないのは問題(教員採用試験)

何年受け続けても1次試験を突破できない人がいます。

これって大問題です。


1次試験では専門知識が試されている


1次試験は大量にいる受験生を振り落とすためのものでもあり、簡単に採点ができるたぐいの試験が取り入れられています。
2次試験はふるいにかけた人たちをじっくりと評価するために種目が違います。

その1次試験ですが、問われるのは専門知識や教職教養といったもので、

単純に勉強さえしたら点がとれるもの

です。
人間性なんて二の次です。
この人間性は2次試験で問われ、現場に出た時に、教師として生徒と向き合ってやっていけるかが中心になります。
1次試験は、知識があるかないかだけ。

1次試験で落とされるということは、教員として知識不足を指摘されているわけで、プロの最低基準を満たしていない。

そう言われていると重く受け止めて、しっかりと勉強に励みましょう。




10ある知識から1つを教える


教育実習の時からしつこく言われることですが、

10の知識から1つの教えたいことにまとめる

これが大事です。
知識があるのは当然で、10すべて教えていたら時間が足りません。
教えるべき内容、生徒の興味や実態に則して、10の内容から1つのエッセンスにまとめることが授業づくりの基本です。

知識が1つしかなくて、授業でその1を教えるのは大問題です。

この意味がわかりますかね。
10知っている人と1しか知らない人では、授業ができたとしても、内容に格段の差ができているのです。
極論ですが、1次試験を突破できない専門性が低いと判断される人が、臨採や非常勤として現場に立ち授業をするときはよっぽど気をつけないといけない、ということです。

生徒は先生を選べませんから




1次試験に受からない人の授業


非常勤講師をして、1次試験をずっと受からない人がいます。
言い方が悪くて申し訳ないのですが、

そんな心構えでは、一生受かりません

というくらい甘いんです。
それは授業しかしない非常勤講師だからだとも言えます。
フルタイムで働くことで見えてくるものがあって、ただ授業をこなすだけでは見えてきません。

授業をしてさっさと帰るだけの人間関係しかないからです。
フルタイムで下手な授業をすれば、生徒がうまくついこずに、他の部分で影響が出ます。

1次試験を受からない人の授業はただのノルマで終わっていることが多いです。
いかに教えるのかを追求していない。

ただ授業の体裁を整えているだけ、自己満足で終わっています。
考えてみて欲しいのですが、先生として来ており、他の人が面倒を見てくれるわけではありません。
授業をやればさっさと帰るのです。

そんな状況で、授業力が伸びるわけありません。
独りよがりになっておしまいで、しまいには「自分は授業がうまいかも」と勘違いしてしまいます。

そうして、専門性を高めないという危機感を持つよりも、ノルマをこなす意識を持つようになり、結局専門知識が低いままに教員採用試験を受けて1次試験敗退となってしまいます。




とにかく1次試験は受かる


1次試験は受からないといけません。
なぜか。

1次試験は勉強したら受かるから。

そして、2次試験は人間性が問われて、すぐに向上は難しいから、こっちに時間をかけないといけません。


勉強量だけです。
これさえも突破できないなら、遊んでいると思われても仕方がありません。

十数年臨採を続けている人がいて、1次試験がずっと突破できなかったのです。
臨採で忙しくて、毎年勉強できずにいました。
人間としてはすごく魅力があり、生徒指導力がある人で、もったいないと言われてきていたのです。

どうにか受からせたい、周りがそう思うほどの人で、結局、周りからの働きかけで、塾に行かせ、試験を受ける人達の勉強会に定期的に参加させることで、1回で受かりました。

どんなに素晴らしい人でも、勉強しないと教師にはなれないのです。




まとめ


厳しいことを書きました。

というのも、採用されたあとは本当にきついんですよ。

いろんな面で力が問われます。
基礎の力を身につけることが大事ですし、真剣さを持って教員の世界へ飛び込まないと、後が続かないんです。
来年も受かればいいやじゃなくて、背水の陣で臨む覚悟で取り組んで欲しいです。

努力するのはかっこいい。